あと一週間でパリ!

ナオです。
皆さん、お元気でいらっしゃいますか?

今朝は雪が降りましたが、すぐ止んだのでよかったです。

日本は、色々な問題が山積みですが、何とか経済の立て直しをはじめ、よい方向に向かっていって欲しいです。

一応春のコンサート準備とCDはプレスまで進みましたので、2月4日にパリに戻ります。
秋から始まったコンサートには、多くの方たちに足を運んで頂きまして、本当に有難うございました。

今度のコンサートやCDジャケットは、すべて空色でデザイナーさんが考えてくれましたが、僕は、とてもさわやかな色合いで気に入っています。
春のコンサートは、福島のいわき公演は、4月28日 (日) 、東京公演は、5月25日 (土) を予定しています。

僕は、フランスで弾く自分のチェロの音の方が日本で弾く音よりもずっと好きなので、またあの音色が自分の耳で聴けると思うと、嬉しいです。
ヨーロッパは、乾燥地帯だから音が響くのだ、と思っていましたが、先日テレビで、日本のアーティストがヨーロッパを一週間旅するうちに、音楽の作り方やスケールが変わっていき、音の伸びもどんどん変化していくのが分かりました。
その番組を観ていて、なぜ変わるのかも理解出来ました。「旅チカラ」という名前だったと思います。

これは、長年フランスに住んでいたから余計に感じるのでしょうが、ヨーロッパ人が持つヨーロッパ気質、考え方や感じ方、生活習慣などすべてが影響してる、という事が分かりました。
テレビ番組を通して感じた事なのですが、ヨーロッパ人と語り合ったり、生活をしていると、何か音にも変化が出てきて、のびやかな広がりのある音楽に変わってくるのです。
音楽の作り方そのものも変化していくのです。
確かに一週間後には、見違えるような芸術になっているのです。

こういうことを言葉で表現するのは難しいですが、もちろん乾燥地帯だから響きは変わりますが、耳で求める音が鳴りやすいからよい音が見つけやすい、と言った方がいいかもしれません。
日本の土壌では、追い求める音がなかなか出にくいので、練習していて、がっかりすることがあります。

音楽は、やっぱり民族や言語によって、かなり音楽の色や形が左右されるものなのですね。

お琴の演奏会がヨーロッパで開催されることがありますが、邦楽の奏者は、ヨーロッパで弾くと「なんでこんなに響くの?」と驚かれるでしょうが、僕は、お琴はやはりヨーロッパが鳴り響く音ではなく、日本の土壌で鳴ってくる音が、お琴の自然の音だと思います。
もちろん、音や音楽は、好みの問題ですから、「そんなのどうでもいいよ。」と言われる方もいると思いますが、自分の耳がそう感じてしまうのですから、これは理屈ではなく、本能的に耳が音をキャッチして感じてしまうものなのだと思います。

最近、またバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いていますが、これを弾くと心が洗われて、聖人に近くなるような錯覚を覚えます。
一生弾き続けたい曲ですので、一音一音を大切により良い音楽にしていきたいです。

今年はパリも相当寒いようです。
パリの家をずっと空けているので、冬に帰ると壁が冷たくなっていて、なかなか部屋が暖まらなくて困ります。
日本から運んだ”こたつ”にしばらく入って部屋が温まるのを待っているんです。
彩音を風邪ひかせるといけないので、マキと彩音は、2日遅れでパリに来ます。
暖炉とストーブで温かくしておかないといけませんので・・・

皆さん、インフルエンザが流行っているようですから、うがいをしましょう!

コメント

  1. ひで より:

    日本でのチェロの音とヨーロッパでのチェロの音って違うんですね。空気の乾燥具合や建物の造り、日々耳にしている音・・・など、様々な要素が綾となって、音の違いを感じるのでしょうね。パリにて、パリでのチェロの音、パリでの音楽に磨きをかけてご活躍を・・・。パリでの毎日が、健康で充実の日々となりますよう心よりお祈り申し上げます。

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