ナオです!
皆さん、お元気でいらっしゃいますか?
パリの天気はとてもよく、このところ、ポカポカ陽気が続いています。
先週から急に気温が高くなってきたようです。
今日は、渡仏30周年記念日です!
1986年3月14日に成田からフランスのアルザスに移り住んだという事です。
今日、姉と二人でマリーポールに演奏を聴いてもらって、渡仏30年の話をしたら、驚いていました。
今年は、色々重なる年です。
日本公演を開始してから、15周年となりますし、CDデビューアルバムから10年が経ちました。
信じられないような速さで時が過ぎていきますが、人生がそう長くありませんから、それを考えると、30年は、長いと思います。
渡仏した当時、僕は4歳3ヶ月でしたが、飛行機に乗って遠い国に来たら皆、知らない言葉を話していたという記憶だけはしっかりあります。
ただ、小さかったからなんでしょうが、「直君、フランスに住むなんていいわね~素敵ね~」と近所の人たちが話していましたので、いいところに引っ越すのだな、と感じて、ワクワクしていたように記憶しています。
当時は、特に地方都市はのんびりして自然が豊かで、それまで住んでいた東京都武蔵野市吉祥寺の駅前とはあまりにも様子が違っていました。
それは、毎日、デパートのおもちゃ売り場を走り回って、レゴ選びをしている生活から、白鳥が泳いでいる庭に引っ越してきたんですから、全く生活は変わったんだと思います。
そういうわけで、今日は、イベント好きの家族ですから、30周年を記念して、パーティーをしました。
僕たちがマリーポールのお宅にお邪魔している間に、姪は、クッキーを作って待っていてくれました。
ケーキの横に嬉しそうに並べて飾ってくれました。
渡仏生活は、確かに苦労が多かったけれど、それでも、一生は一度しかないのだから、こういう生活を経験出来た事はやっぱり貴重な体験ができてよかったのかもね~という結論になりました。
変わった人生ではありますが、それでも当時はテロ襲撃もなかったですし、ゆったりと落ち着いた生活をし、楽しいヨーロッパ旅行にも行く事が出来、今とは比べものにならない程よかったです。
今、ブラームスのチェロとピアノのためのソナタ 1番を勉強していますが、ドイツの国境に近いフランス アルザス地方に長年住んでいたせいかも知れませんが、ブラームスが求めている音楽が理解しやすいです。
ブラームス1番は、特に好きな曲の中の一曲ですが、これからもっと弾きこんでいきたいと思っています。
曲を大切にして、じっくりその音楽を解釈していく事は、小説を読んでいるのと同じ感覚で、何度も繰り返しより理解出来るのと同じで、何度も何度も耳を傾け乍ら弾いていると、その音楽の流れやその音楽の持つ意味が分かってきます。
やはり、弾きこめば弾きこむが大切だと痛感します。
これから、一音一音吟味しながら、ブラームス チェロソナタ第1番を、よりブラームスらしい音楽に迫っていきたいと思います。
作曲家の死後に有名になる曲が多い中、この曲は、ヨーロッパやロンドンで、ブラームスがこの曲を発表して大喝采を浴びた曲なのです!
第1楽章のチェロの独奏で始まるところは、緊張がありますが、その瞬間が大好きです。
転調が多い曲ですから、調に相応しい音を選んでいきたいと思います。
第2楽章は、フランスバロック時代の装飾的な音型が生かされていますし、第3楽章は、かなり速度的には速い曲ですので、姉と合わせながら、いい雰囲気で演奏したいと思います。
あと1ヶ月間、勉強を積んで、皆さんに聴いてもらいたいと思います。
では、お元気で!

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