今日で8月は終わり!

皆さん、お変わりありませんか?

台風10号の影響で大変でしたが、大丈夫でしたか?

雨の量が半端じゃなかったですよね…
夜中に雨音で目を覚ましてしまった日も何度かありました。

今日は今のところ晴れていますが、まだまだ分かりませんよね。

今週の旅行は中止してラッキーだったと思います。
ホテルにずっといても、これではプールにも入れなかったですから…

姉の家族は沖縄旅行をしてきましたが、やはり白波が立っていて、いつものように何もかも楽しめたわけではなかったようです。
それでも、九州の鹿児島に上陸していたのに、沖縄は雨が降っていなかったそうですから、それだけでもよかったと思います。

今日で8月は終わりです。
何だか8月は台風が多かったので、観光地は最後盛り上がらないで終わってしまったようですが、自然現象ですからどうしようもありません。

先日、所属の楽器店から、弦楽器講師対象に体験レッスンのマニュアルが郵送されてきました。

今までは、講師任せで教え方は自由だったのですが、ピアノに比べてすぐ簡単に弾けるものではないので、ハードルが高いそうで、初心者が体験レッスンをして感じる事は、「チェロって難しすぎる!」という声が多いそうです。
確かに音が簡単に出るわけではないし、あとは、「持ってみると思ったよりも重くてビックリしました!」という方もいますし、楽器店から渡されるチェロの値段をみて諦める方も多いし…
色々ハードルが高いんです。
そして、一生懸命に上達させてあげようと思って、必要な事を教えてあげればあげるほど生徒さんは難しすぎて無理だ、と思ってしまうそうなのです。

それで、この夏からは、体験レッスンを一斉に同じ流れで、褒めながらゆっくり同じように進めるようにしましょう、と言う事のようです。

実際に、僕は日本の教育を受けていないですし、大体音楽院の生徒たち相手しか教えた事もなかったですから、初心者となると別の要素が必要だな、と実感しています。

フランスの教育制度は、コンセルヴァトワールという市や国の組織があり、ある程度は税金からの援助がありますからその分どんどん税金の無駄遣いということで辞めさせられてしまいます。
まず6歳の時には全員がソルフェージュしかレッスンを受けられません。
翌年に半年間、ヴァイオリンとチェロを毎週交互にレッスンをして、9月から始まりますから、冬にどちらかの弦楽器を選択します。
僕は最初からチェロが大好きでしたから即答でした。ソルフェージュの開始時は市のコンセルヴァトワールに100人もの子供たちが集まりますが、毎年厳しいテストがあり、3回のチャンスがあり、進級テストに3回落ちれば辞めさせられてしまいますから、中学に入った時には、もう数人しか残っていませんし、チェロなどは2人しか進級出来ませんでした。
ですから、国や市はメソードを子供に親切に教えて行く、というのとは程遠く、どんどん進んでいく子だけを残せばいい、という考え方ですから、底辺の音楽教育は広がっていきません。

その点、日本の初歩の教え方は、至れり尽くせりで、先生が生徒さんに合わせて、その子にあった教育法で進めて行きますし、出来るだけやめないように丁寧にゆっくりレッスンを進めて行く方式に驚きましたけれど、多くの人が好きになるようにクラシックを浸透させるには、とてもよい教育法なのだとは思います。

日本よりもフランスの方がよい方式だと思うのは、テストの方法です。
日本だと自分の生徒を採点するということが結構行われるそうですが、フランスは全くテストの審査員は100%地元のコンセルヴァトラーるに関わっている先生ではなく、ニースやスイスから作曲家をお呼びしたり、遠方から審査員がその日のためにいらっしゃいますから、その点全く評価の仕方が違います。
ノーミスで弾いたから採点がよいわけでもなく、将来素敵な音楽家に育つであろう可能性を持った子を進級させたり、入学させたりしますので、その点は日本のように、師事している先生が全く評価に関わらない方が公正でよいように思います。

ただいつも立派な演奏をする生徒が本番上がってしまって動揺したために不本意な成績になった場合、審査員長に師事している先生がどれだけこの生徒は優秀であるのかを説得しても何の効果もないというところは、厳しすぎるなとは思いますが…

明日から9月です。
フランスでは、9月が特別な月で、日本の4月に当たります。
学校から夏休み中に揃えておく文房具が記されているプリントをもらって夏休みに入ります。
次の学年のために準備をしなければならない文房具用品などが記載されています。
そのプリントを持って、8月下旬には、文房具屋さんや大きなスーパーは親子で押し競まんじゅうになります。
傑作なのは、ノートを準備するのに、それぞれ何ページのノートとか何グラムのノートとか各教科指定があるのですが、分厚いノートを準備させておいて、結局1年間に半分ぐらいしか使用しない事も多く、それなら薄いノートを学期ごとに交換した方が軽くていいのにな、と思ったものです。

でも、この時期は何だか知らないけれど、友達たちも文豪具やさんで会ったりするし、そこで久しぶりに遊んだりして楽しかった記憶があります。
新しい文豪具を年に一度揃えて、ランドセルのようなフランスのカンターブルを買ってもらってワクワクします。
ランドセルはずっと6年間持つ人も多いそうですが、毎年今年は何色のカンターブルにしようかな?と選ぶのも楽しいです。
これは革製品の専門店に行きますが、ここでも友達にばったりあってキャーキャー言いながら選びます。
同じデザインで姉がピンクで僕はブルーということが結構あったような…

フランスの学校で最高によいことは、何も宿題が一切ないということです。
9月に学年が代わり、クラス替えが毎年あり、担任の先生も変わりますから、宿題がないのが最高でした。

僕たちの私立のカトリックの小学校では、1年生を希望する先生は何年しても1年生、5年生を希望する先生はいつも5年生の担任ですから、その学年については同じ教材でしていきますからベテランなんでしょうけれど、とても良い先生だと思っても翌年に同じ担任の先生になることは絶対にないので、そこがちょっとがっかりすることもありました。

ということで、フランス生活が長かった僕は、9月というのが特別な月になりますから、気持ちを新たに励みたいと思います。

皆さんもどうぞ夏の疲れを出さないように、お元気で!

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