春の公演のチラシが出来ました!

ナオです!

皆さん、お元気ですか?

相変わらず、コロナ感染者が多いので、心配です。

問題が多かったオリンピックではありましたが、日本のアスリートたちは、本当によく頑張ったと思います。
アスリートたちの歩んできた道のりが何と言っても素晴らしいです。
結果がよいに越したことはないですが、アスリートたちの生きざまは、誰もが真似出来るようなものではありません。

ところで、ファンの皆さんのお手元に、5月4日のレ・クロッシュ リサイタルのチラシは届きましたでしょうか?
ゴールデンウィーク中ですので、コンサート時間は、14時となりますが、今回の会場は、今までと違いますので、ご注意ください。

今回、東京オペラシティ リサイタルホールで開催しますが、「なつかしいです~」とメールをくださったファンたちがいましたが、ちゃんと覚えてくれていたんですね…
2003年4月30日に開催しましたから、もう18年も前の事なんです。
その日の事を覚えていてくださることに感動します。
その時から、オペラシティの周辺には、飲食店があり、駅からすぐというアクセスで、お客様にはとても人気がありました。
翌年は、トッパンホール、翌々年は、サントリーブルーローズ それから、東京文化会館小ホールでのリサイタルが長く続きました。
何故長年東京文化会館で開催したかというと、書類審査にずっと受かった事と、とにかく音響や舞台の構造が大好きでした。

リサイタルを開催した当初は、まだお客様たちの年齢層もご高齢というほどではなかったですから、夜の公演でも聴きにいらしてくれましたが、結局20年も月日が経てば、状況が変わってきます。
どうしても昼間でないと足元が危なくて、と数年前からアンケート用紙にも何人もの方がご意見を寄せてくださいました。
結局、東京文化会館でのリサイタルを週末や祝日の開催は、文化会館の主催コンサートが中心となりますので、毎年開催することは無理となります。

それで、コロナ禍で多くの方が諦めてしまっていますし、夜は危ないし、ということで、オペラシティ リサイタルホールが、丁度5月4日だけまだ空いていましたので、即決めました。
2003年に演奏した時とは多分演奏は大分違うと思います。、20年経ち、経験豊富になり、音色にも磨きがかかってきたとは思いますが、多くのファンに喜んでもらえるような演奏になるように、一音一音を大切に味わいながらお伝えしたいと思いますので、よろしくお願い致します。

最近は歳のせいでしょうか?それとも生徒を教えているからかな~
子供時代に必死で練習をしていた事をふと思いだす事が多いんです。
子供時代の録音を聴くと、この時にはどう感じて弾いていたな、とか、この箇所は中々弾けないで苦労したな~とか、過去の事を思い出してしまいます。
生徒に伝授するにも、自分の過去をしっかり覚えている方が、何故そこが中々弾けないのか、どうしたら難所を克服できるのか、など色々アドバイスを言ってあげることが出来るので、思いだす事は必要だと感じています。

自分自身を磨くことのみに夢中な時期は、自分の過去の演奏と比べてみる、というよりは、より豊かな音色になるように心がけながら、毎日コツコツ練習をしていましたが、過去を振り返るのも中々よい事だという事が分かりました。

何よりも一番幸せなことは、30年以上チェロを弾き続けていても、とにかく飽きることはないということかも知れません。
チェロの音は、多分一生弾いても飽きることはないと思います。

僕は、フランス生まれの名匠ミルモンの制作したチェロで毎日練習していますが、ミルモンの音色がたまらなく好きだという事もあると思います。
毎日、本当に優しく語りかけてくれます。
指が思い通りに回らない日もありますが、それでもミルモンは優しく励ましてくれて、パワーをくれます。

オリンピックのアスリートたちとは違いますが、それでも、たゆまぬ努力を続けること、諦めない事、どんな事があってもめげずに頑張る事…
競技を観ていても、何だかすぐ芸術家の仕事とアスリートの仕事を重ね合わせて考えてしまいます。

昨年日本演奏連盟事務局の方が、演奏を聴きにいらしてくださいまして、レ・クロッシュの音色に感動してくださり、胸が熱くなった思いをメールで感想をくださいましたが、その時に何故そんなに甘い音色が奏でられるのですか、アンコールの曲が耳から離れません、とおっしゃってくださいました。
子供の頃から誰かと競うことは嫌いで、マイペースで自分らしく自分で好きな音を引き出すことに時間を掛けていたからだと思う、と応えたところ、感激してご返答をくださいました。

スポーツ選手と同様、競うことで甲乙をつけることはある意味必要なのかもしれませんが、僕自身は競争する事よりも、チェロの音色を愛して、大切に奏でることだけを考えてしているから、多分30年弾き続けても全く飽きることがないのかな、とふと思ったりしています。

では、皆さん、まだコロナ感染者は多いようですから、くれぐれもお体を大切にしてください。

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