
ナオです!
パリには日本のように沢山コンサートホールがないんですが、その中でサル・プレイエル(プレイエル・ホール)は最も有名なホールです☆
ようやく今秋リニューアルされて、久々にサル・プレイエルに行ってきました。
ホールの工事って長期に渡るから、何年振りかな~・・・
ホールに入ったら木の香りがしたよ☆ やっぱり新しいって気持ちいいよね (^.^)
中の雰囲気がすっかり変わりました。
今までのホールも気に入っていたけど、今度のホールは舞台の後ろにも客席が出来ていて、椅子の座り心地もよかった♪
ちょっと慣れないからプレイエルで演奏を聴いている感じではなかったけど・・・
曲目はショスタコーヴィッチ3曲!
ショスタコーヴィッチは、スターリンの厳しい芸術弾圧下のもとで作り上げた音楽だから、冷たいものが多いけど、激しいフレーズはやっぱり驚くほどスゴイ迫力だよ。
チェリストのロストロポーヴィッチ指揮、パリ管弦楽団の演奏でした。
アメリカでロストロポーヴィッチはショスタコーヴィッチに会っているから、彼に対する思いいれは相当なんだと思います。
僕が子供の時、コルマール音楽祭でロストロポーヴィッチはハイドンの「チェロ協奏曲1番」を演奏してくれました。今はチェリストとしては引退してしまって、とっても残念だけど、指揮者としてもやっぱり味があって良かったよ!
上のアドレスを開けてもらうと、2段目の右がコルマールでロストロポーヴィッチの終演後、サインしてもらったときに撮った写真が見れます。
まだ子供時代だけど・・・ (^_^)
1曲目の「交響曲10番」は、スターリンの死直後に作られたため、スターリンの時代を振り返る曲となっているんだよね。特に第2楽章は激しく猛突進するようなこの曲最大の見せ場!
また最終楽章は彼のイニシャル(DSch)がメロディーになっているんだって・・・
2曲目の演奏は、「ピアノ協奏曲一番」ピアノ協奏曲。トランペット独奏者がいるため、ピアノとトランペットのダブルコンチェルトと見なせる変わった協奏曲なんだよ。
特に終楽章のピアノとトランペットの楽しいフレーズの掛け合いはスゴイ!!
ピアニストのセドリック・ティベルギャンも、トランペットのフレデリック・メラルディも好演だった。
3曲目はオペラ「ムツェンスクのマクベス夫人」から5つの間奏曲を演奏しましたが、この迫力には、ロストロポーヴィッチに脱帽。よく体力持つと思って感心したよ・・・ (◎。◎)
何と楽団員が100人以上!管楽器の編成がとっても多いんです。
交響曲10番は一時間掛かるから、8時から始まって、終わったのは11時ごろ。聴き応えあったなぁ~☆
もうクリスマスのイルミネーションもはじまったパリの大通りを歩きながら、素晴らしい演奏会だったという満足感と、スターリンの厳しい芸術弾圧!の歴史的背景を思い、複雑な気持ちで帰途につきました・・・

コメント
久々に音楽の話・・・お話から、音楽家としての感性と奥の深さを感じました。